ホームページ制作保守トラブル事例セカンドオピニオンご相談として。

2020年01月23日 木曜

先日、ホームページ制作リニューアルとしてお問い合わせ頂きました以下日報ブログにて。

トラブル回避の為にも!webメンテナンス=ホームページ保守。維持。管理。は実績あるプロにお任せを。
プロで無い一般の方がホームページのメンテナンス(修正や管理)を行うのはとても面倒で大変な事です。 日常で例えると住まいのメンテナンスなら「大家さん・管理人さん・不動産屋さん」にお願いしてると思います。 自転車・バイク・車を所有さ...

予感的中でトラブルだったようです。

私は同じweb制作者として、どんなトラブルなのか興味がありました。なので差し支え無い範囲でトラブル内容を聞くため、アドバイスも兼ねてお客様の会社へ伺いました。

あえて(匿名にて)トラブル内容と私からアドバイスのやりとりを記録として残し、同じようなトラブルが今後無くなる事を願います。

(まだトラブルは現在進行中ですが..)


ホームページ制作中のトラブル原因。

そのトラブル相手=web制作者(フリーランス?)は1度も会わず(会うことを拒み)連絡はメールでは無く全てLINE。

結果、コミュニケーションもうまく取れぬまま、長文をLINEで送ったりもらったりとストレスが溜まる一方だったとの事。

またレスポンスも遅かった。

ホームページ制作後のトラブル原因。

ホームページ完成後、この状態では安定した更新依頼・運営が出来ないと判断し、別のweb業者さんへ更新等のお願いをする為探す。(結果、弊社と出会う)

しかし、トラブル相手へ「更新は別の会社で行う」旨を伝えたところ

それは契約違反だ。ホームページのデータは全てこちらで管理してる。解約するなら30万円が必要。

と言われてしまい、止むを得ず継続する方向になったとの事。


私からセカンドオピニオンとしてのアドバイス。

〇〇さま
カトリです。
お世話様です。
昨日は急なご連絡にて
失礼致しました。
補足として何点か記載します。

長文になってしまい申し訳ありません。


1.SSL対応(https化)について

現在のHP http://〇〇.co.jp
は (http) となってます。
これは( http s )に変更しなければいけません。
理由は SSL(セキュリティー)が弱い状態で
ブラウザに「安全ではない」と表示されてしまい、
また検索結果にも影響が出ます。(2020年2月より順次)
もし現在のトラブル相手と継続せざるを得ない場合は
SSL化 httpsは必須なので依頼して下さい。
*一応見積もりが来たら教えて下さい。

2.ドメイン移管に関して

移管する事になった場合、トラブル相手へは
「属性型JP(.co.jp)ドメインの指定事業者変更依頼」
を申請をします。

そしてトラブル相手へ通達が届くので
トラブル相手は<承認するボタン>をクリックするだけです。
もしこの作業だけで金銭を取るようであればぼったくりです。
*一応見積もりが来たら教えて下さい。

3.ドメイン情報として(whois情報)

ドメインの登録者を検索できます。
検索ボックスへの入力は社名ドメイン
〇〇.co.jp
と入れて下さい。
以下内容が出ると思います。
Domain Information: [ドメイン情報]
a. [ドメイン名]                 〇〇.CO.JP
e. [そしきめい]               〇〇
f. [組織名]                     株式会社〇〇
g. [Organization]             〇〇
k. [組織種別]                   株式会社
l. [Organization Type]          Corporation
m. [登録担当者]               〇〇
n. [技術連絡担当者]           〇〇
p. [ネームサーバ]               dns01.〇〇
p. [ネームサーバ]               dns02.〇〇
s. [署名鍵]
[状態]                          Connected (2020/09/30)
[登録年月日]                    2019/09/20
[接続年月日]                    2019/09/20
[最終更新]                      2019/09/20 09:35:56 (JST)

a. [JPNICハンドル]             〇〇
b. [氏名]                       S
c. [Last, First]               〇〇
d. [電子メイル]                 S@〇〇.jp
f. [組織名]                   〇〇
g. [Organization]             〇〇
o. [電話番号]                   090-〇〇
p. [FAX番号]
y. [通知アドレス]               S@〇〇.jp
[最終更新]                      2019/09/20 09:35:53 (JST)

HP
http://〇〇.jp

S

御社の社長様でしょうか?
それともトラブル相手でしょうか?
・ドメインの有効期限

[状態]                          Connected (2020/09/30)
[登録年月日]                    2019/09/20

ドメインの有効期限が2020/9/30となってますので
万一差分の費用を請求された場合は、co.jpの年間費用(¥3500程)は
支払必要になります。(弊社の場合はHP作成時の費用に含みます)
またトラブル相手の場合、このドメイン登録を偽り
10年更新として言ってくる可能性もあります。
*実際に登録時10年契約は可能なので。
御社ドメインは1年更新と言う証拠として
現在のwhois情報のスクリーンショットを撮りましたので
こちら添付しておきます。

4.メールアドレスについて

今回のトラブル相手がサーバーを管理してる場合
名刺に記載されている info@〇〇.co.jp
の受信メールを見られてる可能性もあります。

ただしこれはトラブル相手のサーバー保有ならば
会社でいう社内管理と言う理由で、社員メールを関ししてるのと
同じになりますが、サーバーを御社専用で用意してる場合は
不正アクセスになりますのでもちろん犯罪です。

無いと信じたいですが、もし info@〇〇.co.jp
を使ってる場合、受信メールを監視される可能性がある。と
言う事だけ注意して下さい。

*本メール含め、ご相談頂いた時より〇〇さんは
個人メール(Gmal)で送受信されているので安心しました。
もし info@〇〇.co.jpでやりとりしてたら全て見られてるかもしれませんから。


以上長くなりましたが補足情報です。

トラブル相手=信用の出来ない相手とは
今後どんな吹っかけをしてくるか怖いので
早急に縁を切る事をお勧めします。

月額保守管理0円でやってると言う事で、
スポットでの修正費用が不明というのも怖いところです。
制作時にスポット対応料金表の提示がなければ、
テキスト修正費10万円と請求される可能性もあります。

今回の最終トラブルである
契約書無しにも関わらず、HPの管理を変更するのにデータ買取として
30万円の契約違約金を提示するようなトラブル相手は
場合によっては恐喝にもあたると思います。
契約書が無いのでそもそも払う義務(必要)は無いので..

1日も早く解決出来ます事を願ってます。

また他不明点がございましたら
ご遠慮なくご相談ください。


実は昨日、急遽私からご連絡をし会ってお話をしました。
その後、お客様より

大変親身になっていただきとても嬉しいです。
改めて話し合ってみます。
ありがとうございました。

との事で、本来であれば泣き寝入りしたかもしれないトラブルですが、もしかしたら解決への糸口になるかもしれません。

本日はその補足として、議事録的なメモも兼ねここまでの内容をまとめお客様へメールしました。

トラブル現在リアルタイムで進行中。

以上、本日の日報を終わります。


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